孤狼の血桃子ネタバレ

柚月裕子さんの小説「孤狼の血」は2015年に刊行されて以来、大ヒットを飛ばし、映画も大きな話題になりました。今年は続編映画も作られるということで、まだまだ話題は絶えません。今回は、小説「孤狼の血」のネタバレとラスト、登場人物について見ていきます。孤狼の血の紹介：2017年日本映画。孤狼の血の紹介:柚月裕子の同名小説を「凶悪」「日本で一番悪い奴ら」の白石和彌監督が映画化。昭和の広島を舞台に、ヤクザ撲滅に命を燃やすベテラン刑事、大上と新人の日岡の奮闘が描かれる。ここからは映画「孤狼の血」のネタバレを含んでいます。あらすじの結末まで解説していますのでご注意ください。目次昭和63年夏。呉原東署捜査2課の大上章吾（役所広司）は、加古村組経理担当の上早稲二郎（駿河太郎）の失踪事件を担当する事になります。大上は、加古村組の苗代（勝矢）に部下の日岡秀一（松坂桃李）に喧嘩をけしかけさせ、苗代が日岡に暴力を振るった瞬間に取り押さえます。しかし、大上は逮捕を見逃す代わりに上早の居場所を吐くように迫ります。ところが苗代は固く口を閉ざし、話そうとしません。この様子を見て、上早は既に殺害されていると大上は予想します。怪我を負った日岡は大上の行き着けの薬局で岡田桃子に手当てをしてもらいます。その日以来、日岡は桃子の元を頻繁に訪れるようになります。大上は捜査を進めます。幼馴染であり瀧井組の組長、瀧井銀次の元へ訪れると、上早がラブホテルから拉致されていた事が分かります。大上はラブホテルで宿泊客の名簿を見せるように求めますが断られます。すると大上はホテルに火を点け、スタッフが慌てているうちに侵入し、監視カメラの録画テープを盗み取るという、あまりに強引な捜査を行います。日岡は、大上のヤクザとの癒着や強引な捜査方法に嫌悪感を抱きながらも何とかついていきます。テープを再生すると銀次の話通り、上早が拉致されている映像が収められていました。しかし、上早の遺体や証拠が見つからない為、五十子会は知らないの一点張りでボロが出そうにありません。そんな中、加古村組の吉田滋に尾谷組の柳川が襲撃をしかけてしまいます。クラブのママ、高木里佳子（真木よう子）に吉田がセクハラ行為を繰り返していたのが原因でした。柳川は反撃され、殺害されてしまいます。部下を殺された尾谷組の若頭、一之瀬守孝（江口洋介）は加古村組への復讐の準備を進めます。このままでは戦争に発展する事を危惧した大上は、3日間の猶予の元、上早の遺体を見つけ出し加古村組を逮捕する事を一ノ瀬に誓います。そんな中、日岡は大上の違法捜査を県警の嵯峨（滝藤賢一）に報告しますが、嵯峨はまともに取り合おうとせず、「大上がヤクザとの関係を記したノートがあるからそれを持ってこい」と言います。そして大上には14年前、加古村組の組員を殺害した容疑がかけられている事が判明します。大上の捜査は続きます。里佳子をエサに加古村組の吉田を呼び出して拷問し、何とか上早の殺害を自白させます。上早は組員に金を用意するように脅され、五十子組の金に手を出してしまい、その結果組長の五十子（石橋蓮司）が上早の殺害を命じたのでした。大上は上早殺害現場の豚小屋に訪れ、そこの管理をしている善田を覚醒剤所持の容疑で無理やり逮捕し、取調室での拷問の後、上早の遺体の隠し場所を聞き出します。遺体は自供通り、とある孤島で発見されます。遺体の発見により、加古村組壊滅へ動き出した大上でしたが、突如署へ記者を名乗る男、高坂隆文（中村獅童）が現れ、大上の違法捜査の取材を求めてきます。その結果、大上は自宅謹慎を言い渡され、一之瀬との三日間の猶予が守れませんでした。そして、一之瀬は動き出し、五十子組を襲撃させます。謹慎中にも関わらず、何とか逃げ出してきた大上は五十嵐組組長に必死に説得しますが聞き入れられませんでした。そんな中、大上が行方不明になります。大上の行方を探していた日岡は、里佳子の元へ訪れます。里佳子は大上からとあるノートを預かっていました。そこには警察内部の違法行為等、警察幹部にとって不利な情報が細かく書き記されていました。里佳子は、「大上は強引な手を使いながらも、ヤクザから市民を守っていた」と話しますが、日岡は大上の殺人容疑もあり、信用できませんでした。すると、里佳子は「殺したのは私で、大上さんが全部背負ってくれたんよ」と告白します。里佳子は自分のクラブに自分の夫を殺した男が訪れる事が許せず、自宅に呼び出して殺してしまったのです。しかし、妊娠したまま刑務所へ送る訳にはいかない、と大上が里佳子を庇ったのでした。大上が行方不明になってから数日後、大上は水死体となって発見されます。体内からは大量のアルコールと睡眠薬、そして豚の糞が検出されました。日岡は、豚の糞が上早が殺害された豚小屋と同一だと考え、大上を殺したのは加古村組だと気付きます。日岡が豚小屋を捜査すると、中から大上のライターが見つかります。そこへ大上に拷問された善田が現れ、大上を馬鹿にすると、日岡は逆上し、善田を何度も殴りつけます。帰宅した日岡は、大上の違法行為を記したノートを開くと、大上の添削がされていました。そこには厳しい指摘やアドバイス、中には褒め言葉も書き込まれており、日岡は涙を流します。大上は日岡が本部に報告していた事も全て知っていたのでした。日岡は大上の敵を討つ為に、一ノ瀬らを五十子会のパーティーを襲撃させ、組長五十子の首を取らせます。一ノ瀬は別の組員に身代わりとして出頭させますが、日岡は強引に一ノ瀬を逮捕します。その後、日岡は嵯峨監察官に大上のノートを渡します。そこには嵯峨のヤクザとの癒着が記されていました。動転した嵯峨は日岡を本部に移動させる事を提案しますが、日岡は断ります。それから数日後、日岡が大上の墓の前で手を合わせていると薬局屋の桃子が現れます。すると桃子は大上に日岡の面倒を見るように頼まれていたと話します。桃子に想いを寄せていた日岡は裏切られた気持ちになっていると、桃子は「監視していたのはお互い様」と言い、煙草を吸おうとしますがライターの火がつきません。日岡は胸ポケットから大上のライターを取り出します。煙草を口に咥えると桃子は「煙草吸ってたっけ？」と聞きます。日岡は不敵な笑みを浮かべ「吸っとったよ」と答え、火をつけます。そこには大上の意思を継いだ日岡の姿がありました。以上、孤狼の血のあらすじと結末でした。役所広司はなんでもありの捜査官で、過去に捜査中、ヤクザの幹部を殺していた疑惑が出ていました。松坂桃李は本当に役所広司が殺していたのかを調査するために直属の部下に派遣された捜査官でもあります。映画のネタバレあらすじを結末まで解説映画「孤狼の血」のあらすじと結末をネタバレ解説。動画やキャスト紹介、レビューや感想も掲載。ストーリーのラストまで簡単解説します。

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