ここのところ、何も手に付けられない…。今回はおすすめの一冊をご紹介します!令和になっても、いつまでも記憶に焼き付いています。書籍のタイトルは新日本史上、いやプロレス史上最大のセメント(シュート)マッチと言われた1999年1月4日・新日本プロレス東京ドーム大会の「小川直也(おがわなおや)対橋本真也(はしもとしんや)」の裏側を、様々な角度からの証言をもとに検証していきます。最初に、当事者である2選手を簡単に紹介しておきますね。1968年3月31日。東京都出身。高校時代より始めた柔道で、みるみる頭角を現し、全日本柔道選手権優勝7回。プロデビュー戦は1997年4月12日。東京ドームでの橋本真也戦。1965年7月3日。岐阜県土岐市出身。1984年に新日本プロレスに入門。IWGPヘビー級王座を通算20回防衛した。2005年に脳幹出血で他界。40歳でした。80年代・90年代にプロレス、それも新日本プロレスを良く観ていた方なら、知らない人はいないのではないかというくらい衝撃的だったこの試合。1999年1月4日、新日本プロレス恒例の新春の東京ドーム大会で行われた新日本vsUFOの対抗戦の大将戦として組まれた小川直也と橋本真也の3度目のシングルマッチでした。プロレスではご法度と言われる、橋本選手の爆勝宣言が流れる中、マイクで挑発する小川直也。ノーコンテスト裁定になった直後に、新日本とUFOの大乱闘に発展しました。この試合のあと、プライドでゲーリーグッドリッジ選手を一方的に倒しましたし、佐竹雅昭選手との日本人異種格闘技戦も制しました!要するに、など格闘技的な動きが随所に見られます。腕を膝で潰してのマウントポジションは、後にPRIDEでセルゲイハリトーノフ選手がセームシュルト選手を倒した時と同じ形ですね。柔道界伝説の寝技氏・柏崎克彦先生の書籍の中で「縦四方固め」の応用としてこの形が紹介されていましたが、同じ柔道界ということで、何かしら技術の伝達があったのかも。試合直後、混とんとするリング内外を尻目に、小川直也が行ったマイクアピールはセンセーショナルでした。「もう終わりかよ。おいおい冗談じゃねぇぞこら!」そして、飛行機なのかUFOなのか分からないUFOポーズも流行りました(笑)当時、強さの象徴であった新日本プロレスのファンに文字通り衝撃が走ったのでした。ちなみに、この試合では小川選手の必殺技であった「STO」(スペース・トルネード・小川)が一回も出ていません。柔道の大外刈りを変形させたこの技は、デビュー戦から小川選手の代名詞として各試合繰り出されていました。99年1月4日の橋本戦に至っては全く出ませんでした。相手の技を受ける、というプロレスの掟を東京ドームの大舞台で破ってしまったのです。業界の盟主・新日本プロレスではあってはならない事件でした。プロレスの歴史でこういったセメントマッチは数えるほどですが存在しました。こういった点が、他のセメントマッチと違うからです。あれから20年。この本は、プロレス史上に残る謎多き事件の「なんといってもおすすめポイントは、341ページに渡って有名選手・関係者の証言が満載だという点です。特に私が興味深いと思ったのは、天才・小川と橋本が東京ドーム大会で戦っていた頃、武藤選手や蝶野選手はNWOとして新日本プロレスを爆発させていました。NWOは社会現象にまでなりました。本書でも「当時は、小川対橋本戦には触りたくなかった」との言葉があります。まさかこういった形で、1.4事変を語るとは思ってもいなかったので衝撃でした。私はねぇ、武藤選手のフランケンシュタイナーからの腕十字がめちゃくちゃ好きなんです(笑)話がかなり脱線してしまいました(笑)なんといっても小川直也のパートナー、UFOだった村上選手は何も聞かされないでプロレス界に入り、1.4事変の際もほとんど何も聞かされないでいたという証言は実に興味深いです。その後、遺恨ストーリーとして「村上vs飯塚」は名物カードになっていきます! 飯塚選手、当時は渋いテクンシャンタイプのレスラーで、正直そこまでスポットライトが当たっていませんでしたが、村上選手との抗争で大ブレイク!飯塚選手の「魔性のスリーパー」はこの一連の戦いで生まれました。話をもとに戻します。私は村上選手の殺気全開のプロレスが大好きでした!なんといっても初期の日本の総合格闘技・ヘビー級のエースです。なんといっても「PRIDE」(プライド)の第1回、ヒクソン対高田が行われた伝説の興業の第試合が村上選手でした。(相手はジョンディクソン選手。村上選手が払い腰から腕ひしぎ十字固めを極めて勝利)村上選手が試合中に見せるサブミッションやグラウンドは「本物」です。この試合の最前線にいた村上和成選手の話を、事件後20年が経過した2019年に実際に聴くことができました!村上和成選手トークショーの様子はこちらから!この本には他にも、当時新日本サイド・橋本選手側にいたの証言も入っていますが、やはり面白い!2人の共通点は「新日本側でありながら、猪木カラーも強かった」という点です。そして藤田選手の証言も今となって聞いたら意外な点が多かったです。柔術大会の会場に藤田選手がいましたが、デカさが半端なかった…。個人的に、「あぁなるほど」と思ったのは、涙のカリスマ・大仁田選手の新日本初登場も、99年1月4日東京ドーム。「電流爆破デスマッチはもちろん、引退していた長州力をリングに引っ張り出した横浜アリーナは伝説!入場であれだけ魅せる、大仁田選手は本物のプロレスラーだと私は思います。当時、UFO事務所でスタッフとして働いていた「X」なる人物の証言が入っています。これがもう…なんだか生々しくて。この本で初めて聞くエピソード、今まで言われていたのと実は違ったというエピソードが数々あり、衝撃の連続なわけですわ。例えば初代タイガーマスク・佐山サトルが黒幕だったという説。山崎一夫さんが控室で長州力に対して感じた違和感…。「え、何々?そうなの?!」だらけ。おい、面白すぎるぞ!(笑)その他にも、など重要人物の証言満載です!私は思いますが、この本はミステリーです。他界・引退で、試合した2人はもうプロレス界にはいません。時効を迎える事件を追った映画のように、謎多きミステリーなんですよ。WOWOWドラマで扱えるくらい、謎が多い内容ですね(笑)ドキュメンタリー形式でも、通常の映画でも、この試合について扱って欲しいですわ。なぜそもそも、書店(TSUTAYA)でこの本を手に取ったか?それはこの試合の前後にプロレスファンになった私は、当時の私にとって、プロレスの強さの象徴であった小川直也。今観れば全然違いますがね。当時は好きだったんです。新日本プロレスも暗黒時代を経て、今は過去最高の盛り上がり!アイフォンはもちろん、ユーチューブもツイッターもフェイスブックも無かった時代。今後、今のプロレスは生ぬるい、という人がいますがんー、まぁでも、数年前に女子プロでセメントマッチがありましたし、分からないですね(笑)今回は、プロレス書籍をご紹介しました。文字通り事件簿。今もプロレスを観続けているベテランプロレスファン。そして当時は観ていた、という方も楽しめる内容になっています。めちゃくちゃおすすめです!インフル治りかけで寝ている方にもおすすめかも(笑)
今プロレスファンの人が「暗黒時代」と呼ぶ「総合格闘技プロレス」を、「これが本当のプロレスなんだ」と楽しんでみていたんです。 怖いですよ、出会うタイミングって(笑) 当時の私にとって、プロレスの強さの象徴であった小川直也。 山本 宜久(やまもと よしひさ、1970年 7月4日 - )は、日本の男性 総合格闘家。 山口県 下松市出身。 フリーランス。柔道初段。.
【画像】小川直也と松野頼久の嫁に不倫疑惑 息子と娘はどうなるのか 更新日: 9月 7, 2019 元プロレスラーで柔道家の小川直也さんと、政治家松野頼久さん嫁に不倫疑惑です。 石井慧選手、吉田秀彦選手、小川直也選手。彼らは皆、日本のお家芸「柔道」でその頂点を極め、後に総合格闘技へ参戦したファイターたちです。日本の大晦日の格闘技にも何度も参戦しているので、日本人であれば一度は彼らの名前は聞いたことがあるでしょう。そのくらい有名なファイターです。彼らのような「柔道」のスペシャリストが総合格闘技へ参戦するのはそう珍しい話ではなく、彼らのように有名な選手からそうでない人まで含めれば、実に多くの柔道出身選手が総合格闘技へと飛び込んでいるのが現状です。今回は、この「柔道」で頂点を極めた選手が、総合格闘技の世界でも活躍するにはどのような練習が必要か?どんな点に気を付けなければいけないのか?考察してみたいと思います。個人的に思うのは、まず柔道家選手が総合へ参戦する時点でパンチがどうの、タックルがどうの、打撃対策がどうの、そんなことよりも大切なのは、柔道という競技はまず、相手の道着を掴むことから始まります。10代のころから昼も夜も柔道一筋で生きてきて、オリンピックや世界選手権で優勝してしまうような人たちにとって、相手と対峙した時に、この「道着を掴む」といのはまさに呼吸と一緒、無意識に体に染みついてしまっている動きで、なにしろ「道着を掴む」こと抜きに柔道は始まらないからです。スタンディング状態よりも少しましになる程度で、やはり道着を着ていない状態でのグラウンドの攻防は、掴むことが出来ない、汗で滑り抑え込みが出来ないなど、柔道で練習している寝技の状況とは似て非なるものでしょう。但しこれらは、両選手とも柔道着を着ていないという前提の話です。それぞれの団体のルールによっては道着着衣を認める団体もあれば、そうでない団体もありますので一概には言えません。実際PRIDE全盛時の近年は基本柔道出身選手も総合へ出るときは着衣なしで参戦することが多いので、今回はあえて両者とも道着なしの戦いということでお話をします。 柔道選手が総合へ参戦する際の強みはということを考えてみる必要がありますが、よく言われるのは、柔道出身選手=寝技が強い、柔道選手はいかに寝技に持っていくかが重要という部分。しかし、自分が思うに、柔道家=寝技・最強というのは総合格闘技の世界ではそんなに正しい表現ではないよう思います。寝技が強いことは確かに間違いありませんが、着衣状態でない寝技の攻防やグラウンドでのポジション取りに関しては、残念ながら柔術選手のが上です。またグラウンドでのポジション取りに関してはレスリング出身選手のが上です。柔道選手が総合の世界でここだけは負けないという部分は、この部分に関しては柔道出身選手はとても長けていると思います。あとはやはり厳しい言い方かもしれませんが、このくらいしか柔道選手が総合の世界で他の選手より秀でる部分はないかもしれません。 打・投・極が総合格闘技の三大要素ですが、やはり柔道選手にとってもっとも大事なのは、特に ボクシング技術と言っても、単に殴る方ばかりではありません。個人的に思うのはパンチをかわす・防ぐ技術が重要だと思います。ボクシングやキックボクシングの試合を見れば一目瞭然。基本的にこれら当然そちらの方が、直線で下がるよりも、最小限の動きで相手の打撃をかわせるからです。また、直線で下がって攻撃をかわすと、次に自分の攻撃を繰り出す際に、相手との距離が空きすぎてお話になりません。その点、相手に対し円で動き打撃をかわせば、かわした後にすぐカウンターで自分のパンチやキックを相手に当てることが出来ます。柔道選手が総合の試合に出て、負ける試合を観ると、やはり圧倒的に打撃でKO負けの試合がほとんどです。しかも、その多くが安易に相手の正面に立ち、打撃をもらう、打撃で攻めてきた相手に対して、直線でそのまま下がってロープ付近でパンチを貰いKOというシーンがほとんどです。柔道出身選手はまず、この では打撃の攻撃の部分に関してはどうか言うと、これはとにかく練習あるのみです。正直柔道のみをやっていた選手というのは、打撃技術に関しては素人同然です。ただしみっちり練習すれば、もともと尋常なほどの腕力、体幹があるので、正式なフォームでパンチさえ当たるようになれば、その破壊力は通常の選手よりあると思います。秋山成勲選手がその典型です。彼の総合での試合内容をみれば、むしろ柔道家の面影はあまりありません。とにかくあの強靭な肉体から繰り出せるパンチの強さが一番の強みです。ボクシング技術の向上こそが、柔道家出身選手が総合で活躍する為の近道であることの証拠です。五味隆典選手、山本KID選手、…日本の女子格闘技界きっての実力…日本・ボクシング界のエース 井…©Copyright2020
石井慧選手、吉田秀彦選手、小川直也選手。 彼らは皆、日本のお家芸「柔道」でその頂点を極め、後に総合格闘技へ参戦したファイターたちです。 日本の大晦日の格闘技にも何度も参戦しているので、日本人であれば一度は彼らの名前は聞いたことがあるでしょう。
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