新型コロナウイルスの感染拡大が続き、感染者の速報から、政府の対応、市民レベルの対策、各所への影響まで、さまざまな情報が飛び交っている。主な情報発信地となっているのは、テレビとネットメディアの2つ。感染拡大を避けるべく、「不要不急の外出は控えるべき」という呼びかけで人々の在宅率が上がり、両者ともに視聴数を伸ばしている。特に目を引くのは、テレビの報道・情報番組。たとえば2月27日の『報道ステーション』(テレビ朝日系)は、視聴率20%の大台を突破して業界内をザワつかせた。最近の日別視聴率トップ5をあげていくと、過半数が報道・情報番組であり、ここに挙げたもの以外でも、朝、昼、午後、夕方、深夜の番組が数パーセントを上積みして視聴率2桁前後を獲得している。まさに新型コロナウイルス特需だが、この状態は何を意味しているのだろうか。前述した視聴率トップ5にNHKの番組が多いことから多くの視聴者は、キャスターが原稿を読み上げるストレートニュースを求めている様子がうかがえる。民放各局のように演出が施されたものではなく、「公共放送のNHKから最新の情報を得よう」ということだろう。これは「テレビ、なかでもNHKのニュースは、ネットのそれよりも、第一次情報としての信頼性が高い」という評価ではないか。さらに、「新型コロナウイルスは高齢者のリスクが高い」と言われていることも、同層の視聴者が多いNHKの番組視聴につながっている。また、2月29日の夜に注目してみると、20時54分から放送の『サタデーステーション』(テレビ朝日系)が前4週平均視聴率12.1%から0.2%上がっただけの12.3%に対して、22時から放送の『新・情報7daysニュースキャスター』は前4週平均視聴率15.0%から3.5%と大幅アップの18.5%だった。視聴者が各局のスタッフに、「国難とも言える深刻な事態に陥ったとき、本当に頼れるのはどの番組なのか?」という答えを突きつけているのだ。これは平日の午前、昼、午後、夕方、深夜に放送されている報道・情報番組も同様。民放各局が横並びに近いテーマを扱っているだけに、現在のような深刻な事態に陥ったときこそ信頼を得ておかなければ、その先の視聴は期待できない。報道・情報番組に携わるテレビマンにとっては「今が勝負どき」なのだ。実際、午前に放送している2つの情報番組にリサーチを入れたところ、両番組とも現場は相当に苦労していた。無理もない。連日、新型コロナウイルスの情報を1時間以上に渡って放送しなければいけない上に、次々に飛び込んでくる情報の精査、ロケ地の選定と準備、専門家の手配など、やるべきことは多い。加えて、裏番組の内容を確認し、視聴率がふるわなければ、即時の改善策が求められる。街ブラなどのお気楽企画で逃げることは許されないのだ。報道・情報番組を手がける彼らの仕事をさらに難しくしているのは、「スタッフやレギュラー出演者から絶対に感染者を出してはいけない」というプレッシャー。もちろん、どの会社にも当てはまることではあるが、テレビ局、なかでも報道・情報番組はその最たる部署であり、「裏番組で報じられてしまう」なんて失態は許されない。ある早朝番組のスタッフは、「スタジオはもちろん打ち合わせのときも鼻水をすするだけで気をつかう」「めったに使わないスタジオから遠い場所にあるトイレでひそかにせき込んでいる」と話していた。スタッフ間の会話もふだんより少なく、出演者同士が談笑することも減っているという。ただ、「ハードワークの中、自らの身を守り、周囲への気づかいも求められる」という厳しい状況ではあるものの、やりがいを見出しているテレビマンも少なくない。今回のような国難は、報道・情報番組に携わるテレビマンにとっては腕の見せどころであり、知人の情報番組キャスターは「本当に必要な情報を届けたい」「視聴者の不安を少しでも軽減させたい」という純粋な使命感を隠そうとしなかった。まだまだ先の見えない日々が続くだけに、今後もさまざまな情報が発信されるだろう。こんな状況だからこそ、あなたが本当に信頼できるメディアが見つかるのかもしれない。文コラムニスト、テレビ・ドラマ解説者、タレントインタビュアー。ウェブを中心に月20本強のコラムを提供し、年間約1億PVを記録するほか、『週刊フジテレビ批評』などの番組にも出演。取材歴2000人超の著名人専門インタビュアーでもある。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超え、地上波全国ネットのドラマは全作品を視聴。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』など。FRIDAYデジタルの本サイトに掲載されているすべての文章・画像の著作権は講談社に帰属します。© 2018 Kodansha Ltd. All rights reserved. よく見るニュース番組についてアンケート!総合ランキングでは1位 「nhkニュース7(nhk)」 48% 【夜】2位 「nhkニュース おはよう日本(nhk)」 44% 【朝】3位 「報道ステーション(…
tbsで放送中の昼の情報番組『ひるおび!』が、2019年(1月4日〜12月27日)の年間平均視聴率において、午前の部(午前11時〜11時55分)と午後の部(午前11時55分〜午後1時55分)をあわせた全体で平均視聴率5.6%、午後の部単体で6.2%を獲得し、2つのカテゴリーで同時間帯トップとなった。 過半数が報道・情報番組であり、ここに挙げたもの以外でも、朝、昼、午後、夕方、深夜の番組が数パーセントを上積みして視聴率2桁前後を獲得している。まさに新型コロナウイルス特需だが、この状態は何を意味しているのだろうか。 平日の朝の時間帯に、皆さんはどの情報番組を観ていますか?毎朝観る番組ってその日1日を決めるルーティンみたいな感じだったりしますよね。そこで今回は、ススメン独自にアンケートを実施し、人気の朝のテレビ番組・情報番組ランキングを大発表します! 7月9日、一部スポーツ紙により、安藤優子がメインキャスターを務める昼の情報番組「直撃liveグッディ!」(フジテレビ系)が9月いっぱいで終了することが伝えられた…(2020年7月9日 17時20分47秒)
tbsで放送中の昼の情報番組『ひるおび!』が、2019年(1月4日~12月27日)の年間平均視聴率において、午前の部(午前11時~11時55分)と午後の部(午前11時55分~午後1時55分)をあわせた全体で平均視聴率5.6%、午後の部単体で6.2%を獲得し、2つのカテゴリーで同時間帯トップとなった。 TBSで放送中の昼の情報番組『ひるおび!』が、2019年(1月4日~12月27日)の年間平均視聴率において、午前の部(午前11時~11時55分)と午後の部(午前11時55分~午後1時55分)をあわせた全体で平均視聴率5.6%、午後の部単体で6.2%を獲得し、2つのカテゴリーで同時間帯トップとなった。(※視聴率はすべてビデオリサーチ調べ・関東地区)「午前の部+午後の部」、「午後の部」の年間平均視聴率は、2012年以来、8連続のトップ獲得となる。寺沢俊哉プロデューサーは「昨年4月に番組放送開始から満10年の節目を迎え、放送は11年目に入りました。変わらず多くの視聴者の皆様に番組を支えていただき、2019年も同時間帯トップという結果で終えることができました。改めまして、心から御礼申し上げます。今後も、良質な放送をお届けするべく、制作スタッフ一同、努力を続けて参ります」とコメントしている。2009年4月クール(初回は2009年3月30日)から放送を開始。
スター☆ トゥインク ル プリキュア 1話 動画, チュノ ソルファ 役, ピアス キャッチ ゆるい, アウト レイジ 最終章 キャスト, UHB 採用 2021, 腫れぼったい目 アイシャドウ 塗り方,