独眼竜政宗 子役 藤次郎

1987年放送の『独眼竜政宗』だ。同作に出演して大きな話題を呼んだ元子役が、今回、インタビューに答えた。 『週刊ポスト』が行なった「歴代最高の大河」を選出する読者1000人アンケートでも、見事1位に輝いた『独眼竜政宗』。

歴代最高視聴率のnhk大河ドラマ「独眼竜政宗」、1放送から既に30年近くが経っています。当時はさっぱり筋がわからなかったこのドラマ、前半は徹底した奥羽ローカル戦が続き、北条攻めを境に一変、政宗は突然豪華絢爛の中央政界に参加していきます。 放送のnhk大河ドラマ『独眼竜政宗』、平成五年 (1993年)一月三日放送『独眼竜の野望 伊達政. 宗』、平成七年(1995年)一月一日tbs系放送『愛 『独眼竜政宗』映画 トーキー カラー昭和三十四年(1959年)五月二十五日公開製作国 日本製作  東映京都 企画 辻野公晴    小川貴也 脚本 高岩肇撮影 坪井誠音楽 鈴木静一美術 鈴木孝俊照明 和多田弘録音 安田俊一編集 宮本信太郎    中村錦之助(伊達政宗) 大川恵子(愛姫)佐久間良子(千代) 浪花千栄子(喜多子)加賀邦男(相良十内)徳大寺伸(石田三成)片岡栄二郎(山上七兵衛)佐々木孝丸(豊臣秀吉)宇佐美淳也(伊達成実) 中村時之介(舟崎)長島隆一(和田家役人)水野浩(玄庵)尾形伸之介(近習)近江雄二郎(使者の侍)矢奈木邦二郎(田村清顕)  大河内傳次郎(勘助)山形勲(畠山義継)岡田英次(片倉景綱)月形龍之介(伊達輝宗)  監督 河野寿一 ☆ 小川貴也=小川三喜雄=初代中村獅童  小川錦一→初代中村錦之助→初代萬屋 錦之介  片岡栄二郎=尾上助三郎=島田照夫  佐々木孝丸=落合三郎=香川晋  大河内傳次郎=室町次郎=正親町勇          =西方弥陀六=大河内傳二郎  月形龍之介=月形陽候=月形竜之介         =月形龍之助=中村東鬼蔵         =門田東鬼蔵 ☆平成二十一年(2009年)四月十一日 祇園会館にて鑑賞☆ 伊達藤次郎政宗は陸奥の若武者として武勇を轟かせていた。駿馬に乗って早駆けする政宗は戦国の若武者としてその雄姿を鮮やかに魅せていた。 忠義の臣片倉小十郎景綱、伊達成実が政宗を支えていた。 父輝宗は温厚篤実で穏やかな気性の持ち主である。  豊臣秀吉は家臣石田三成に繋がる和田斉之を陸奥隣国に派遣し、政宗の動静を観察する。政宗は鷹狩で捕らえた鷹を秀吉に贈り聚楽第竣工のお祝いにした。 父輝宗が進めている田村家の息女愛姫と自身の婚儀は政略であり、そのような姫は「醜女であろうが」と政宗は観念で思う容貌で酷評し、婚儀への反対を家臣に語る。  樵の勘助とその孫千代と出会った政宗は二人の優しさと美しさに惹かれる。颯爽と乗馬していた青年政宗を若殿と知らぬまま「戦を無くす戦が大事じゃ」と説いた。 政宗は千代に恋したが、千代も美男で逞しい若武者の心惹かれる。  秀吉は知恵者三成をも悩ませる政宗の武勇と知略を警戒する。斉之の挑発行為も政宗は跳ね返す。  伊達田村両家の縁談は進められ、政宗は愛姫と出会い、その美しさに感嘆する。  秀吉は政宗の軍略を警戒し刺客を送った。政宗は応戦するが刺客の放った弓矢が右目に刺さった。 手当を受けて意識を回復した政宗は右目が傷つき右目視力を失ったことを嘆くが、この悲しい事実を契機にして武将としての歩みを強く勧めた。乳母の喜多子は政宗の右目負傷・右目視力喪失を悲しみつつ、彼を包みこむ。 政宗と愛姫は婚儀をなし、二人は愛しあった。  勘助・千代は若武者が若殿様であったことを知り驚き、勘助は愛孫千代に、「殿様と樵の孫娘が一緒になることは無理」と説く。千代は悲しみを深く覚えつつ政宗の無事を祈る。  秀吉は北条氏政・氏直父子を征伐する大軍を率いて小田原に向かうことを決定する。この大軍に加わり、忠義を示せば、秀吉との対立は避けられる。   政宗にとって右目を奪った仇であったものの、当代の天下人になりつつある秀吉との戦いを避けることを決める。  父輝宗が畠山義継に拉致されてしまった。政宗は懸命に探索する。父を人質にされて脅迫されれば伊達家は畠山家に従属することとなる。 政宗は涙を飲んで父輝宗と義継を共に銃で射殺する。最愛の父を自身の手で殺めてしまったことに政宗は深く悲しむ。  小田原において秀吉と政宗は対面を果たす。  政宗は右目を失った見えるものがありましたと堂々と語った。  ☆独眼竜錦之助☆  初代中村錦之助後の初代萬屋錦之介が伊達藤次郎政宗を渾身の熱演で演じた。錦兄の政宗は勇敢で逞しい。 大川恵子は妻愛姫の清らかな美、佐久間良子は樵の娘千代の可憐な美しさを見せる。政宗と千代が惹かれ合いながら、そのプラトニックな愛が結ばれないことに切なさを感じた。  高岩肇と河野寿一は歴史事実とは大きく違う虚構を交えながら青年政宗の活躍を大胆に描いた。  史実では政宗の右目は幼年期の疱瘡の病で失われる。本作では秀吉の放った刺客の弓矢に傷つけられて右目を失明する設定である。雨中の政宗負傷シーンに河野寿一の殺陣が冴える。  手当を受けた政宗が刀に自身の右目を見て驚愕するシーンに胸が熱くなる。右目を戦で失った政宗がその悲しい事実を経て新たな物を見るという事柄が物語の核心となっていく。  浪花千栄子が乳母喜多子で深い母性愛を見せる。  大河内傳次郎は勘助で政宗にとっての祖父的存在の大きさと深さを重厚に表す。 「戦を無くす戦をせよ」という教えは詭弁であり、全ての戦争は平和・正義・自衛の為に行われるものであり、戦の正当化ではあるものの、物語における台詞の一つとして聞くべきものだ。  奇しくも昭和十七年大映京都第一撮影所版の『独眼龍政宗』において片岡千恵蔵演ずる政宗が「戦を無くす為の戦」を語っている。  「戦をなくす為の戦」は傲慢な思想ではあるが、戦時下・戦争時代においてはこのような傲慢な自己肯定をせねばやっていけず歩めないという心を反映しているのかもしれない。  大河内傳次郎が語ると「戦をなくす戦」の言葉もしみじみと響いてくる。これが映画の魔術かもしれない。  佐々木孝丸の秀吉は気品と風格が豊かだ。  徳大寺伸の三成は切れ者の鋭さが光る。  山形勲は畠山義継で凄みを見せる。  岡田英次の片倉小十郎は重厚深遠で抑えた名演に感激した。政宗を守る兄のような存在をずっしりと重い存在感で見せている。  月形龍之介が優しく暖かくて騙されてしまう輝宗を重厚に勤めた。  政宗が父輝宗を涙を飲んで射殺するシーンは胸に熱いものがこみあげてくる。  錦之介・龍之介の後輩・先輩の絆が息子と父の関りに呼応する。   稲垣浩監督は壮絶なアクション・戦闘シーンで魅せたが、河野寿一の演出は鋭させで魅せる。  伊達政宗を主人公とする映像作品は、他に昭和六十二年(1987年)一月四日から十二月十三日放送のNHK大河ドラマ『独眼竜政宗』、平成五年(1993年)一月三日放送『独眼竜の野望 伊達政宗』、平成七年(1995年)一月一日TBS系放送『愛と野望の独眼竜 伊達政宗』がある。  政宗が秀吉に右目を失って見えるものがあり、目を奪った秀吉を怯えさせるというクライマックスに緊張した。  中村錦之助が奥州の覇者の闘志を若さ一杯の情熱で演じきった。    大河内傳次郎没後五十八年・五十九回忌命日           令和二年(2020年)七月十八日                         合掌
藤次郎「今宵はここに寝る」 愛姫「…ぇ?」 可愛いったらありません。しかし、この後の子役二人のやり取りは、大人俳優顔負けの名演技でした。“大人俳優”に“今の”をつけたいのはぐっと我慢。 輝宗「皆のものよっく聞け! 六十二年(1987年)一月四日から十二月十三日. 記念すべき第1回は、1987年の大河ドラマ『独眼竜政宗』。 平均視聴率39.4%は大河ドラマ歴代最高。 小さい頃から僕は父親の横で大河ドラマを見ていましたが、はっきり見たと覚えているのは小学校2年生の時のこのドラマからでした。

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