御祭神:天ノ下春命・瀬織津姫命一宮正一位小野神社造営再興神主　新田大炊介守忠武蔵一之宮小野神社宮司参拝日:2016/05/18初穂料:500円※御朱印の他に都指定有形文化財の木造随身倚像が印刷されたポストカードを頂いた。初穂料:各2,000円オリジナルの御朱印帳を用意している。※筆者はお受けしていないため情報のみ掲載。交通安全ステッカー東京都多摩市一ノ宮にある神社。社伝によると、創建は安寧天皇十八年（前531）、武蔵国開拓の祖神である天下春命（あめのしたはるのみこと）をお祀りした事に始まるとされている。天下春命は、知々夫国造の先祖とされる神。よって当社は、知知夫国造の祖神をお祀りし、開拓の神として祀られたものと推測できる。もう一柱の主祭神である瀬織津姫命は水の女神として知られる。このように開拓神と水神をお祀りしているという事になる。武蔵国総社である「宝亀三年（772）の『太政官符』には、「多磨郡□野社」の記述があり、これがおそらく多摩の小野神社の事で、史料としては初見であろう。延長五年（927）に編纂された『延喜式神名帳』では、小社に列格する「武蔵国多磨郡小野神社」と記載されており、これが当社とされている。但し、当社の他に府中市にある「いずれにせよ両社とも関係が大変深かったのは間違いなく、「小野神社」の名が古くから朝廷にも知れ渡った古社だった事が分かるだろう。永承六年（1051）には、源頼義が奥州に向かう途中に、息子である義家（八幡太郎）と共に参籠し、太刀一振りと詠歌一首奉納したと伝わる。その後も、太田道灌（江戸城築城で有名）が当社の社殿などを造営したと伝えられている。これは戦国時代にかけての幾度もの戦乱の他に、多摩川の氾濫の影響が強くあったとされている。この頃には「江戸時代に入り、徳川第二代将軍・秀忠により再興。天保年間（1834年/1836年）に発行された『江戸名所図会』に当時の様子が描かれている。「一宮大明神社」と描かれた当社。明治になり神仏分離。大正十五年（1926）、近隣の失火により社殿などを類焼。戦後になり、昭和三十九年（1964）に社務所を新築、随神門が再建され、社殿をやや後方に遷している。上述したように当社は武蔵国の一之宮と伝わる。武蔵国総社である「しかしながら、現在は武蔵国一之宮というと、埼玉県さいたま市大宮区にある氷川信仰の総本社「上述のように総社の「その一方で、延長五年（927）に編纂された『延喜式神名帳』では、「小野神社」が小社だったのに対して、「いずれにせよ、早ければ平安時代中期、遅くとも室町時代以降には「こうした一之宮に関する議論は古くからされており、個人的に特に注目したいのは、文政十三年（1830）に成立した『新編武蔵風土記稿』に記された当社の項目である。（一之宮村）大変興味深い事が記されており、武蔵国はかつて三国であったが一国に統合されて武蔵国となったという事が記載されている。知知夫国は現在の秩父地方なのは上述した通り。こうした三国が存在していたのだが、後に无邪志国が中心となり、国から郡に降格した知々夫と胸刺をあわせ武蔵国になったとしている。三国が統一されるまで、国が別れていたため「小野神社」は荒川より南の一之宮、「いずれにせよ、当社がかつては一之宮とされていたのは間違いなく、こうした変遷はとても興味深い歴史に感じる。なお、当社は「全国一の宮会」に加盟していない。多摩市一ノ宮に鎮座しており、一ノ宮の地名由来は当然当社があった事による。鳥居の先には立派な随神門が建っている。南側にも鳥居と神門がある。表参道の先に朱色に塗られた社殿が見えてくる。この日は工事中であったが、社殿左手奥には十二柱を祀った末社殿が存在。御朱印は社務所にて。「全国一の宮会」には非加盟だが、筆者は「全国一の宮御朱印帳」に御朱印を拝受した。武蔵国一之宮とされる当社。[ 大鳥居・社号碑 ]昨日参拝しましたが、社務所にも誰もおられず、武蔵一ノ宮とは名ばかりなのではと感じました。残念です。安房の洲崎神社のように不在でも書置きなどで対応されたら良いのにと感じました。現在は基本的に常駐しているとおっしゃっていたのですが、留守にされていたのですね。「全国一の宮会」にも加盟していませんので、一之宮御朱印帳には名前も載っていませんし、今はどちらかと言うと地域の鎮守社様といった雰囲気が強いです。確かに一之宮として見ると、物足りない部分もあるでしょうが、地域に馴染んだ鎮守社ですので、また機会がありましたら参詣してみて下さい。東京生まれ東京育ち。毎日和服生活。都内を中心に神社巡りをしています。御朱印は2005年春より拝受開始。昨今の御朱印ブームの中、御朱印だけでなく神社についての魅力をお届けできたらと思い、2015年より当ブログを開設。そのお力に少しでもなれれば幸いです。古い記事のレイアウトが崩れている事があります。再び参詣した際に新しく記事を作り直していく予定です。情報は参拝時の情報ですので古い場合がございます事をご理解下さい。ご用件がある方は東京生まれ東京育ち。毎日和服生活。都内を中心に神社巡りをしています。御朱印は2005年春より拝受開始。昨今の御朱印ブームの中、御朱印だけでなく神社についての魅力をお届けできたらと思い、2015年より当ブログを開設。そのお力に少しでもなれれば幸いです。古い記事のレイアウトが崩れている事があります。再び参詣した際に新しく記事を作り直していく予定です。情報は参拝時の情報ですので古い場合がございます事をご理解下さい。ご用件がある方は 小野神社は、多摩市一ノ宮にある神社です。小野神社の創建年代は不詳ですが、かつては武蔵国の一宮であったと比定され、延長5年（927）に作成された延喜式神名帳に記載されている「小野神社」にも比定されています。 小野神社の概要. 氷川神社（ひかわじんじゃ）は、埼玉県 さいたま市 大宮区 高鼻町にある神社。 式内社（名神大社）、武蔵国 一宮、勅祭社。 旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社。 宮中の四方拝で遥拝される一社。. 小野神社（東京都多摩市）の見どころや御朱印を紹介！旧式内社で武蔵国一宮でもある歴史ある神社を紹介します！ 東京都・埼玉県近辺に約280社ある氷川神社の総本社である。 目次いただける御朱印は小野神社の御朱印はこちら！小野神社の御朱印帳・御朱印帳袋はこちら！目安としては境内の南西側にある南門です！境内の西側にある表参道の入り口です！鳥居をくぐると狛犬が左右に鎮座し、正面には隋身門があります！龍や漠など細やかな彫刻が施されています！参道左側には境内社「稲荷大明神」が鎮座します！参道を進んでいくと右側に手水舎があります！手水舎の奥には東京都指定の有形文化財「木造随身倚像」がありますが、参道をさらに進むと右側に「ハートの石」と呼ばれる石があります。さらに参道を進むと拝殿の手前左右に狛犬が鎮座します！綺麗に朱塗りされた拝殿です！拝殿の横から回り込むと本殿が見られます！拝殿に向かって左奥側に末社が鎮座しています！旧社格は水神や祓神、瀧神、川神などとして知られ、「水」に深く関わる神様です。国生み・神生みの父神。出雲にてヤマタノオロチを退治し、天叢雲剣（あまのむらくものつるぎ）を得たことで有名です。大国主命（おおくにぬしのみこと）の別名。木花之佐久夜毘売の夫神。神話では「山幸彦」と呼ばれていることから、山の神や山の恵みの神と言われています。「うか」は「食物」という意味の古語で特に稲霊を表し、「み」は「神聖」、「たま」は「霊」なので、「などです！天皇家の象徴である十六菊花紋です！１月１日　元旦祭◆小野神社京王線「聖蹟桜ヶ丘駅」から徒歩１０分無料駐車場は現在の東京都を含む「武蔵国」の一宮であった小野神社ですので、ぜひ一度訪れてみるといいと思います。現在では聖蹟桜ケ丘というベッドタウンの中に鎮座し、境内を含め周辺も落ち着いた雰囲気のするいい場所でした！多摩川を挟んだ府中市側にも論社となっている「小野神社」があるので一緒に参拝してもいいと思います！©Copyright2020 府中という地名は武蔵国の国府があったことに由来します。 国府の近くには総社（六所神社）が設けられ、武蔵国の総社は大國魂神社です。 近くにある式内社の小野神社と東日本最古の天満宮という谷保天満宮を回って、御朱印を頂いて来ました。

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